宮崎県・都井岬の野生馬

日本唯一の再野生馬「御崎馬」が暮らす宮崎県・都井岬へ観光に行きました!

都井岬とは宮崎県の串間市、日向灘の南端に存在する岬です。

ここではかつて飼育されていた家畜馬が約300年前・江戸時代に放牧されて、再野生化した

「御崎馬」がのびのびと自然環境の中で生活しています。

▼都井岬の馬についてはこちらの公式ページより!

都井岬について|串間市観光物産協会サイト

串間市の都井岬についてのページです。都井岬のご紹介ページです。【御崎馬(みさきうま)】 哺乳網奇蹄目ウマ科。岬馬とも呼ばれる。高鍋藩秋月家によって元禄10年(1697年)福島地方(現在の串間市)に設置された藩営牧場の1つが御崎牧(現在の都井岬)で、開設以来今日まで300余年ものあいだ極めて粗放な周年放牧で飼育され、その繁殖は全く自然にまかされていました。現存する日本在来馬(北海道和種、木曽馬、御崎馬、対州馬、トカラ馬、宮古馬、与那国馬)のひとつで、昭和28年(1953年)に純粋な日本在来馬として国の天然記念物に指定されました。【特徴】 体長・体高ともに130cm内外で、毛色は主に鹿毛と青毛で、栗毛は極めて少なく、背中に鰻線のあるものが多く見られます。【生態】 春から夏はノシバやチガヤの豊富な小松ヶ丘や扇山の草地で、種雄馬(しゅゆうば)を中心に数頭の雌馬と子馬で構成された群(ハーレム)を作って過ごします。秋から冬は小さな群に分かれて海岸よりの杉林や雑木林に移動して、ススキやシダあるいはタブノキやアカメガシワなどの茎葉を食べて過ごします。【春駒(子馬)】 御崎馬の出産のシーズンは 3月~8月で、4・5月に最も多く生まれます。かわいい春駒に会いにきてくださいね。馬に関する注意事項 危険ですので馬には近づかないで下さい。馬の視界は350度もあり、正面を向いたまま自分の後ろ足まで見えます。後ろから近づくのは絶対におやめください。展示・見学スポットページへ都井岬のページへ

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2018年8月25日・26日にレンタカーを借りて都井岬に行ってきました!

車道を走っていると近くの丘の上にはいきなり馬達が!

民宿や施設の近くにも馬がいて、草を食んでいます。

近づいても逃げることはなく、ゆったりと撮影させていただきました!

(ただし馬に触ること・餌をあげること・追いかけることは絶対ダメです!)

岬には街灯がほとんどないため、夜には真っ暗になります!

そんな中でも月明りの下、馬達は草を食べています。

満天の星降るような静かな夜空の下、遠くにさざ波が打ち寄せ返る音と

馬の草を食む優しい音が聞こえてきます…✨

また御崎馬を管理・紹介する施設として「都井岬ビジターセンター」が御座います。

御崎馬の歴史・生活・はく製など詳しい情報が分かりやすく展示されています。

今年生まれた馬の情報も載っていて、岬を散策するときにこれらの親子を

探してみてはいかがでしょうか!

最後に、車道で出会った馬達です!

扇山という山道を車で降りているときに目の前に馬の一家が!

馬が驚かないようにゆっくり近づいて、群れの様子を観察できました~(≧▽≦)

山道を歩きながら群れで草を食べる馬達🐴

あ 1頭だけ小高い丘の上に・・

そっちの草の方がおいしいのー? 鹿毛の大きい雄馬が頸を伸ばしています。

あらら… 1頭だけ群れから離れてしまいました。

このままで大丈夫でしょうか…ヾ(;´Д`●)ノぁゎゎ

あー よかった。

ちゃんと階段を降りて、群れに戻ってきました。

この馬はビジターセンターの写真から、今年仔馬を出産した牝馬です。

お母さん、子供と離れ離れにならなくて安心しました。(´▽`) ホッ




そしてこの後ものんびり馬の様子を車内から見ていたのですが、

この山道は一本道で、ここを降りないと帰れないので、

群れの中を車でゆ~っくりと進んで、無事に通してもらいました。

こんな間近で野生の馬達が見れて幸せです…(*≧▽≦)

ちなみに馬にとって車のような箱型の乗り物は、

自分達に近づいているかどうかわかりづらいそうです。

※通常生き物が近づいてくるときに必ず体のどこかが動くため、その動き方から馬は判断します。車は動いても見え方が変わらないので、判断しづらいそうです!

こんなに近づけたのは車があったからですね~

(歩いて近づいていたら警戒して立ち去さられていたでしょう><)

もし行かれる方はどうぞお車にて!レンタカーもおすすめです!

最後に夕日が沈む都井岬の写真です!(さんふらわあフェリーより撮影)

美しい自然と野生の馬を堪能できて、最高に楽しかったです!

馬の未来に彩りを。

「乗馬クラブ クレイン大阪」様で乗馬修学中。 大阪在住の馬好き絵師です。 年間7000頭も生まれる競走馬達、その中で寿命を全うできるのは ほんの1%に過ぎません。 競馬を引退した馬、ケガや故障で養生が必要な馬、そんな子達を少しでも救いたいと思い筆をとりました。 私の描いた馬の絵から、一頭一頭の個性を愛してくださる方がいらっしゃれば、心より嬉しく思います。

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