千葉旅行 <緑の馬牧場>

2018年11月3日,4日の2日間で千葉県へ旅行にいってきました!

目的は馬の観光!千葉県は北海道を除いて日本で一番馬の多い場所なのです!

まずは引退馬預託施設の「緑の馬牧場」様に行きました!


【緑の馬牧場】

成田空港から車で約20分。

馬と飛行機が同じ構図に収まってしまう立地です。

それでも馬達が飛行機が飛んで行く音に驚くことはありません。皆偉いね!

そしてこちらはTCCFANS様の公式預託施設。

40口以上オーナー募集が集まった引退馬の一部がここで養生・治療をおこないます。

ロサギガンティア君   牡馬(♂)/青毛 (2011年4月18日生まれ)

競走中に右後ろ足の飛節の腱が切れ予後不良となり競走能力喪失。

(症状名は右浅趾屈腱脱位となります)

▼TCC様のサイトよりロサ君の情報ですっ!

担当の方からお話を伺うと、

怪我をしてここに来た際(2017年12月)は、故障部分である飛節が通常の3倍以上に腫れ、

その足をかばうように他3本で踏ん張るように立ち、普通通り歩くのも大変だったそうです。

それから約1年経った現在では、

牧場の皆様の手厚い介抱の甲斐あって、症状はかなり良くなりました!

怪我をした飛節部分の見た目も通常と 同じくらいの大きさとなり、

ちゃんと四足で歩くことができるようになっていました。本当に良かった…ε-('▽'*)

ただ、人間と同様に一度切れてしまった腱は再生しません。

歩くことはできているので全ての腱が切れてしまっているわけではありませんが、

人を乗せて歩く乗馬に耐えられるかは、分からないという現状だそうです。

それでも、この状態から乗馬用になるまで回復した前例もあり、

希望が全くないわけではないのです!

仮に乗馬用じゃなくても、ホースセラピーや子供たちとのふれあい体験など

様々な生き方があります!

―生きてさえいてくれれば、ロサギガンティア君は再び輝けるー

 そう強く感じました。

 そして、この活動に携われていることを、改めて嬉しく噛みしめています。



さてさて、そんなロサ君の性格や暮らしぶりはというと、

まだ去勢がおこなわれていないため、オスとしての力強さを感じます。

お父さんが競走馬「フジキセキ」ということで、俗に言うオレ様キャラ(笑)

係りの人からは、餌をくれないと耳を絞って怒り、

餌を持って行くと ばくばくと勢いよく食べきって、「フン、これっぽっちか!」と

鼻を一ならしするとのことでした ^^;


ただなぜか私が干草をあげるときは、つぶらな瞳で待ってくれたり

お行儀良く食べてくれましたっ🐴

きっと保養の間に、精神的に落ち着き 性格も丸くなったのだと思います(‥ºั⌔ºั‥ )

↑干草ちょうだい♡なロサ君。とてもかわいいです✨

(緑の馬牧場様の許可を得て給餌・撮影しております)


生きていてくれて本当にありがとう☆゚・:,。*:.

ロサ君の脚が良くなって元気に活躍する姿を楽しみにしているよ!


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リベルタス君  セン馬(♂)/鹿毛 (2008年2月9日)

オーナー様のご厚意でTCCホースになりました。

父親が競走馬「ディープインパクト」ということで、

お父さん譲りの賢くて素直な優等生タイプです。

おやつをくれる人には愛らしいお顔でおねだりするので、メロメロになる方も多いとか(笑)

乗馬も安心してこなせるスーパーホースです!

▼TCC様のサイトよりリベルタス君の情報ですっ!

会いにいったときは、こちらにあまり無関心~といった風でしたが、

牧場に生える草をちぎってお口に持って行ってあげたりしていると、

もっとちょうだい~ と柵越しにぴょこぴょこ付いて歩いてくれるようになりました♡

とても愛嬌のあるいい子ちゃんでした🐴❤

あとボロの上で砂浴びをしたのか、背中や腰周りに茶色の物体がw

そのあたりの身だしなみはいくらお坊ちゃまでも実に馬らしかったです。

馬の未来に彩りを。

「乗馬クラブ クレイン大阪」様で乗馬修学中。 大阪在住の馬好き絵師です。 年間7000頭も生まれる競走馬達、その中で寿命を全うできるのは ほんの1%に過ぎません。 競馬を引退した馬、ケガや故障で養生が必要な馬、そんな子達を少しでも救いたいと思い筆をとりました。 私の描いた馬の絵から、一頭一頭の個性を愛してくださる方がいらっしゃれば、心より嬉しく思います。

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