千葉旅行 <ファームリゾート鶏卵牧場>

マーサファーム様のすぐ近く、千葉県・ファームリゾート鶏卵牧場様へ行きました!

▼公式サイトはこちらから!

ファームリゾート鶏卵牧場様は どなたでも遊びに行ける「観光牧場」として

土曜・日曜・祝日にオープンしている施設です。(平日はお休みなので注意!)

牧場内の施設は様々あって、養鶏業及び直売所、レトロぶーぶ館、

消防自動車博物館、(いずみ市内にて)ポッポの丘 を運営されています。

(これらの施設詳細はこのページの最後に簡単にまとめております。)


▼そしてこちらで牧場内の警備(という名の放牧w) をしている馬がこちら!

疾風(はやて)  1995年5月6日生まれ  セン馬・鹿毛

元々競走馬として東京・中山・新潟競馬場で走っていたサラブレッドです!

※当時の馬名は「グランスクセー」君でした。

競走馬を引退後は、東京警視庁・騎馬隊へ入隊し、厳しい任務を勤め上げました。


▼公式HPより騎馬隊の馬達 (※騎馬隊時代の疾風君の画像はありませんでした><;)

7歳で入隊し、20歳となった2015年に騎馬隊を引退。

NPO法人「引退馬協会」様が橋渡しとなり、この鶏卵牧場様へと辿り着いたのです。


偶然にも元牛舎を利用した広々とした施設であり、畜産農家の経験がある方がいて、

ハヤテ君を受け入れることを 快くお引き受け頂いた―


まるで何もかも神様が用意してくださったかのような奇跡で、

彼はここで"第三の馬生"を過ごすことができるようになったのです✨

(▼そのときの詳しい記事はこちらから)

何より凄いのは、担当の方は最初、馬のお世話をしたことはおろか、

乗馬訓練をしたことすらなかったそうです! (基本 牛🐄の飼育が専門だったみたいです)

それでもハヤテ君の為に 蹄鉄を手直しして、騎乗の練習をして、

彼の腰や脚への負担を 抑えるようケアしてあげているそうです。


ハヤテ君への愛情が、彼の余生を 健康的で穏やかな環境にしています。

なんと理想的で美しい、人と馬との温かなお話でしょう… ‎*:ஐ(●˘͈ ᵕ˘͈)人(˘͈ᵕ ˘͈●)ஐ:*

ちなみに、本来 激しい乗馬・農耕補助をおこなわない馬に蹄鉄は不要ですが、

牧場内はアスファルト舗装+ハヤテ君は放牧されていて自由に歩きますので、

蹄がすり減ってしまうそうです!なので蹄鉄が必要とのこと。


※右後脚を股の内側に引き込みながら歩く癖があるみたいで、

 蹄鉄の厚みを替えて、調整してあげるそうです!細やかな気配りです…✨

゜*。:☆゜

今まで競馬や騎馬隊と人の為に働いてくれてありがとう。

これからはここで自由気ままに 元気でゆったりと過ごしてくれることを願うばかりです。

.○☆*:゚・:


最後に、ハヤテ君が使っていた蹄鉄を 1つ頂きました!

体重がかかる前部がすり減り、後部より鉄が薄くなってしまっているのがわかります!

まさしくハヤテ君の歩いた証…! 大切に致します!(≧∇≦)


▼また、担当の方は毎日Twitterでハヤテ君の徒然なる日々を投稿されています(๑˃̵ᴗ˂̵)و

 ご興味を持たれた方はフォロー&是非 直接ハヤテ君に会いに行ってみてください!



<その他 牧場内のご紹介>

①養鶏業及び直売所

牧場内にたくさんある平建屋では、鶏が飼育されています!

ここで産まれた、産みたての卵を直売していますっ🥚


②レトロぶーぶ館

レトロな車や鉄道展示品などがあり、車のおもちゃも販売しています!


③消防自動車博物館

クラシックな消防車の実物や消防栓など関連グッズが展示してあります!


④ぽっぽの丘

かつて日本を走っていた車両が展示されています。

※こちらのぽっぽの丘様のみ、鶏卵牧場様とは別のいずみ市にて

 設置・開園されていますのでご注意!(詳しくは画像をクリック!→公式HPへ飛びます)



<追記> 2019,11,21

2019年千葉県を襲った台風15号の影響で、施設の多くが被災してしまい、

残念ながら、鶏卵牧場様は 2019年11月をもって廃業することとなってしまいました。

それに伴い、ハヤテくんは近くのマーサファーム様へ一時的に移動することになりました🐎

それに伴い「ハヤテの会」が引退馬協会・ペガサスの翼基金様にて設立❣

ハヤテくんのこれからの馬生を支えたい方は 是非ご支援をよろしくお願いします✨

↓詳細はこちらのサイトから! 一時的なご支援も受け付けておられます🍓

競走馬、騎馬隊、牧場警備、そして第四の馬生へ…

ハヤテの会開設に寄せて ハヤテは中央競馬を28戦4勝の成績で7歳まで走り、競走生活を引退後、警視庁騎馬隊で20歳まで仕事をしました。 騎馬隊を退役するにあたり、引退馬協会の紹介により2015年2月から観光牧場で余生を過ごすために引き取られました。 ハヤテの飼育管理を担当することになった自分には馬を扱った経験もなかったのですが、色々な人に助けられながら、 健康に長生きしてもらうことを考えて飼育していました。 ハヤテはのんびりでマイペースな性格の馬です。 臆病な所はありましたが、牧場内を冒険して 切り傷をつくって帰ることもありました。 いたずらしてはやり過ぎたとわかるとすぐに逃げたり、 嫌いな臭いに気づくと、触らせてくれなかったり 年数回、草刈り機で伸びすぎた牧草を刈ってしまうとすねてしまうこともありました。 それでも大きなケガもなく、病気にもならないで過ごしてくれました。 大変なこともありましたけど、ハヤテとはかけがえのない時間を過ごしてきたと思います。 のんびりと広い敷地で過ごしていましたが、 2019年9月秋の台風災害によりこの牧場を閉鎖することになってしまい、 ハヤテもいられなくなってしまいました。 現在、ハヤテは御宿町のマーサファームで新たな馬生を過ごすことになりました。 マーサファームはハルウララのいる牧場としても有名です。 これまでもハヤテの飼養管理について相談にのってもらっていた事もありました。 なので安心してハヤテの管理をお任せできます。 これからは今までのように世話をすることはできませんが、 彼が穏やかな余生を過ごせるように「ハヤテの会」を立ち上げ、支えていこうと思います。 皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。 2020年1月吉日 ハヤテの会 代表 村石 武史

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馬の未来に彩りを。

「乗馬クラブ クレイン大阪」様で乗馬修学中。 大阪在住の馬好き絵師です。 年間7000頭も生まれる競走馬達、その中で寿命を全うできるのは ほんの1%に過ぎません。 競馬を引退した馬、ケガや故障で養生が必要な馬、そんな子達を少しでも救いたいと思い筆をとりました。 私の描いた馬の絵から、一頭一頭の個性を愛してくださる方がいらっしゃれば、心より嬉しく思います。

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