銘木チビスケ看板 (馬名プレート)

チビスケ君の 馬名プレート(フック付)を作りました!

今回 千葉県のチビスケ君がいる乗馬クラブ様へ遊びに行くことになり、

芸術の秋ということもあり “銘木チビスケ看板 (馬名プレート) "を作ってみました!

▼チビスケ君はTwitter・ブログで御活動されているお馬さんです!🐎 詳しくはこちらから!



<製作過程>

今回用意したのは、東急ハンズ様で購入した欅(ケヤキ)のカット材。

こちらにチビスケ君を描写したいと思います。

まず紙の上にチビスケ君の絵を描いていきます。

こちらの用紙を木材に乗せ、トレーシングペーパー(転写紙)を挟んで

上から鉛筆でなぞります。こうすることで木にその線が転写されます。

こちらが下書きが終わった状態🐎

次の塗装工程の為、サンディングペーパー(紙やすり)で木の表面を整えます。


こちらにステイン系の木材塗料を塗ります。

※ステイン系とは、木の道管に色が染み込む塗料で、木目を残したまま着色できます🌳

今回はメープル色で 明るいきつね色の風合いを表現✨

2回塗りで キレイな仕上がりになりました!

その後 馬体の白塗りする部分以外をマスキングテープで養生。

この上から白の水性塗料を塗っていきます🎨

マスキングテープを外すことで、白い馬体がくっくり出来上がります❣

(ステイン系ではなく通常の塗料なので、木目が塗りつぶされた仕上がりになります)

つぎに馬の"ぶち模様"を再現するため、濃い茶色=ようかん色 を塗り重ねていきます。

(ここでも必要外の部分に塗料がつかないように、軽くマスキング養生しています)

ぶち模様が出来上がった状態がこちら🍁

だんだんチビスケ君らしくなってきました!


そして最重要部分!! チビスケ君の目を書き込みます❣

つまようじの先に黒いインクを付けて、繊細なタッチで画竜点睛…!

こちらを見ているような 優しくて愛らしい目を表現できたかな~と思います!

※ついでにぺろっと出した舌も描き加えました(笑)



次に文字も着色。 発色のいいオレンジを筆塗りしていきます。

チビスケ君の好きなおみかん🍊の色ですね✨

最後にニスを塗って表面を保護します。

無色の水性ニスなので、下地の色を汚さず 乾燥も早いのです!



仕上げに頭絡やブラシなど、馬用品を引っ掛けられるフックをつけました!

ちなみに裏側はこのようになっています。

チビスケ君のおうちの鉄格子に吊るして固定できるように S字金具を備え付けています。

計8つのネジでしっかり固定していますので、少々の重量が加わっても大丈夫かと!



完成した様子がこちら!

和風料亭の看板を思わせる木材の風合いに、元気なチビスケ君のペイントが映えます🐎

引っ掛けるところも きちんと機能しています!

TCCセラピーパーク様で購入したデニムバッグとなぜか蹄鉄💦 (周りに引っ掛ける馬用品がなかったのでw)



【実際のご使用風景】

2019年9月22日にチビスケ君にお会いしてきました!

その際に今回の作品をお贈りさせていただきました✨

チビスケハウスの格子に 本体裏側の金具がきちんと合って 無事セッティング完了!

馬具やお手入れ道具も引っ掛けられて、実用的にお使いになれます⛄


自分のお名前が入った 銘木看板ができて、得意げなお顔のチビスケ君💕

乗馬クラブの会員様方にも好評とのことで、喜んでいただきとても嬉しいです(≧∇≦)❣

チビスケ君、これからも元気で楽しく、素敵な馬生を送ってね!


▼チビスケ君との触れ合いレポートは こちらの記事からどうぞ!

馬の未来に彩りを。

「乗馬クラブ クレイン大阪」様で乗馬修学中。 大阪在住の馬好き絵師です。 年間7000頭も生まれる競走馬達、その中で寿命を全うできるのは ほんの1%に過ぎません。 競馬を引退した馬、ケガや故障で養生が必要な馬、そんな子達を少しでも救いたいと思い筆をとりました。 私の描いた馬の絵から、一頭一頭の個性を愛してくださる方がいらっしゃれば、心より嬉しく思います。

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